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文化課

リレー講演会「縄文時代の新潟県」(第2回、第3回)を開催しました

 第2回 6月22日(日) 柏崎文化会館アルフォーレ(柏崎市日石町)にて

○参加者:116人

○内容

 ・報告「柏崎市の縄文遺跡」 平吹 靖氏(柏崎市教育委員会)
 ・講演「縄文時代の集落景観と新潟県の地域性」 谷口 康浩氏(國學院大學文学部教授)
 ・両講師によるパネルディスカッション

 平吹氏から柏崎市の縄文遺跡について報告していただいたあと、谷口氏から、県内の縄文時代集落について、関東地方の縄文時代の環状集落と比較しつつ、新潟県特有の集落景観をわかりやすく説明していただきました。
 パネルディスカッションにおいては、谷口氏から県内地域の様々な風土に根ざした多様な縄文文化の解明を期待するとのコメントをいただきました。
 会場のワークスペースでは講演内容に関連した市内の縄文時代遺跡出土品を展示したほか、(公財)県埋蔵文化財調査事業団による柏崎バイパス建設関連遺跡の出土品展示もあわせて行いました。本講演会の参加者以外の来館者からも多くの方から御覧いただきました。re-2.JPG

 第3回 7月6日(日) 佐渡島開発総合センター(佐渡市両津湊)にて

○参加者:71人
○内容
 ・報告「佐渡市の縄文遺跡」 堅木 宜弘氏(佐渡市世界遺産推進課)
 ・講演「縄文の里海と佐渡の貝塚」 岡村 道雄氏(奈良文化財研究所名誉研究員)

 堅木氏からは佐渡の縄文遺跡について、豊富なスライド資料をもとに報告していただきました。特に貝塚から出土した資料は印象的でした。岡村氏からは、貝塚が存在することの意味や、貝塚からわかる縄文時代の人々の生活の様子について、佐渡の自然や現代の生活とのつながりにふれながら説明していただきました。
 会場では「佐渡の縄文時代」として出土品展示を行いました。貝塚から出土した土器や石器、貝輪や骨角器などのほか、サドシジミやイノシシの骨など当時の食生活を示す資料も展示しました。re3.jpg
 
2014年7月14日更新
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