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新潟県立生涯学習推進センター

生涯学習推進職員研修会「第4回基礎礎研修会」

生涯学習推進職員研修会「第4回 基礎研修会」 平成29年11月22日

 今回が4回シリーズの研修の最終回でした。受講者の皆さんが持ち寄った課題「学習プログラム」をもとにグループで情報交換を行うことで、各自の事業を振り返ったり、他市町村の参考事例を学んだりすることができました。さらに、講義の中で見附市の市民ボランティアによる講座企画・運営や大阪のおりひめ大学の市民主体で地域資源人材を活かす取組をお聞きすることで、住民を大切にした講座づくりのポイントを学ぶことができました。

研修テーマ「これからの生涯学習推進の方向を探る」 

研修1 講義(事例紹介)・演習

     「見附市の市民ボランティアによる講座企画・運営」     

                     講師:見附市中央公民館 事業係長 増田 一実 様

 発足20年となる見附市の市民ボランティア「実生の会」の事例を増田様から紹介していただき、市民が講座を企画・運営するしくみづくりを学びました。大学教授の指導のもとでプロジェクト会議を行ってまちを創るというコンセプトを明確にしたこと、学習ボランティア養成プログラムを開発して講義、演習、実習などの研修会を行ってきたこと、規約や運営組織をつくったこと、環境班・歴史班・健康班・まつり班・ジュニア班・ウォーク班に分かれて講座を行っていることなどです。また、活気あるまちづくりにつながったという成果だけでなく、現在の課題にもふれていただくことで、受講者の皆さんが身近な地域や事業と関連させて考えることができました。 

研修2 情報交換(グループワーク)「学習プログラムや事業を振り返って」

 前回5月の研修会で学んだ講座企画や運営のポイントを生かし、受講者の皆さんが11月までに事業企画書(学習プログラム)を作成しました。実際に実施したプログラム、今後実施するプログラム、過去の実践を見直し改善したものと様々でしたが、グループ内で5分間程度学習プログラムを紹介し合い、質問やアドバイスを受けました。また、他の市町村の学習プログラムから自分の事業に生かせる点も考えました。

 受講者の皆さんの学習プログラムは、どれも力作で、大変参考になりました。

 なお、昨年度、今年度の基礎研修会の講師の先生から教えていただいた以下の学習プログラムのポイントは参考になるのでご覧ください。

〇 いい講座の条件は、地域住民にとってどんな学びが必要かを考えることです。さらに住民がまなぶことで自己変革、相互発達ができるような講座を目指すことも大切です。

〇 可能ならば、見附市のように企画段階から住民参加型による講座づくりをぜひ行ってほしいです。

〇 シリーズ研修でしたら、「起」「承」「転」「結」をつけて、ストーリー性をもった学習プログラムにするように心がけてください。

〇 研修や講座が終わった後に、サークルや受講者が講師になる学習が生まれるような発展性のあるしくみをつくってみてはどうでしょうか。「学びを生かす」しくみづくりです。

〇 「何を(テーマ)」、「何のために(目的)」、「誰に向けて(主たる対象者)」を明確にすること(絞る)が大切です。県内の社会教育行政の先輩も、「八方美人は誰にも振り向いてもらえない。」とおっしゃっています。

〇 「聞く」だけでなく、五感を使った活動(見る、探す、書く、描く、声に出す、触る、作る)が、深い学び、主体性のある学びをつくります。

研修3 講義

     「学びを楽しみ、地域に貢献!

      〜地域資源・人材を活かした講座企画でまちが元気になる〜」

           講師:交野おりひめ大学 総合プロデューサー・理事 甲斐 健 様

 学びには様々な形があり、住民の願いや課題をどう講座・事業につなげるか、学びをどう生かすか、地域活性化につなげるか、そして住民主体の講座づくりなどについて、甲斐様から交野おりひめ大学の事例をもとにした説明をお聞きしました。地域には、何かをしたいと思っている住民が多くいらっしゃいます。その住民の思いを生かし、最終的に市民が直接まちづくりに参加参画することを目標に、交野おりひめ大学がつくられたそうです。地域の「資源」と「課題」を学科に、まち全体をキャンパスとし、行政と協働でスタートしたこと、市民側にリーダーを置くことなど、しくみをつくるためのポイントを学びました。また、行政との関わり方や活動場所の確保など問題や課題にもふれていただくことで、学ぶことが多い研修となりました。 

 

  


 

 

 

 

 

 

2017年12月11日更新

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