■ 越後与板打刃物のあゆみ ↑TOP


 410年くらい前
上杉謙信の四天王の一人、直江大和守実網が上越の春日山より、刀剣師を連れてきた時から刃物作りが始まったと言われています。

 350年くらい前
徳川時代には城下町として、信濃川を利用する船便の港として栄えました。このころ、与板の大工道具は土肥のみ、兵部のみとして世に知れわたりました。

 10年くらい前
昭和61年3月12日 通産大臣指定の伝統的工芸品に指定されました。指定品目は「かんな」「のみ」「まさかり」「ちょうな」です


■ 越後与板打刃物がさかんになったわけ ↑TOP

 信濃川を利用する船便の港として栄えたとともに、豪商が全国各地に販売しました。

 戦国時代からの刀かじが「刀剣」を作っていました。その技術が認められ、よくきれることで有名になりました。


■ 越後与板打刃物の原料  ↑TOP

 鉄(地金)

 鋼

 接合剤*


■ 越後与板打刃物(かんな)ができるまで  ↑TOP

 鍛造
鉄の地作り
接合剤を塗る鋼をのせる炉の中で加熱スプリングハンマーでたたいて接合切断刃先、頭部分の形を整えるわら灰の中に一晩入れる

 仕上げ
表面をみがく
刻印を打つ模様をつけるくるいを取る寸法を決める鋼部分をみがく全体にボカシを入れる

 焼き入れ
800度に熱したかんなを水の中へ入れて冷やす。鋼が刃金になる。

 焼き戻し
焼き入れの終わったかんなを油(170度位)の中で1時間位煮る。


■ 越後与板打刃物の課題と努力  ↑TOP

 後継者を育てるのに苦労しています。

 高齢者が多い。平均年齢50才以上です。若い労働力を求めるために、平成9年4月をめどに労働時間を短縮し、週40時間にします。

 販売を促進するため、各地で製造実演会を開催しています。

 新製品の開発に力をいれています