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楞厳寺禅林記録


 これは、曇英慧応(どんえいけんおう)の「仏祖正伝菩薩戒作法」1巻、天室光育が写した「禅林類聚(ぜんりんるいじゅう)」15巻、「出家略作法文」1巻、「永平清規」3巻の記録類です。楞厳寺(りょうごんじ)は上越市にある林泉寺の末寺で、16世紀初に開かれました。曇英は林泉寺の開祖で、天室は林泉寺第6世で楞厳寺の3世、上杉謙信の師僧です。

指定:県
種別:有形文化財(書跡典籍)
員数:4点
時代:室町時代
所有者・管理者:楞厳寺
指定年月日:昭和32年3月29日

詳しい解説

 曇英慧応の「仏祖正伝菩薩戒作法」1巻、貞治6年(1367)刊「禅林類聚」(天室光育書入)15巻、天室光育筆「出家略作法文」1巻、同「永平清規」3巻の記録類である。楞厳寺は林泉寺の末寺で、柿崎和泉守の発願で、文亀年中(1501~4)に開山された。楞厳(りょうごん)寺は林泉寺の末寺で、柿崎和泉守の発願で、文亀年中(1501~4)に開山された。曇英は林泉寺の開祖であり、天室は林泉寺第6世で、楞厳寺3世、上杉謙信の師僧である。菩薩戒作法は嗣法儀式における伝授等の要項を記したもの。禅林類聚は中国元代に天寧万寿禅寺の善俊が仏祖の語録を部門を設けて類聚し、門人に示したもので、本書は20巻中5巻を欠くが、いわゆる五山版として珍重されたものである。出家作法文は曇英伝授本を文明年間に、また道元の永平清規は天文11年(1542)に天室が筆写したものである。

備考

 非公開

問い合わせ先

上越市文化行政課
〒942-8563  上越市大字下門前593 教育プラザ内
TEL:025-545-9269   FAX:025-545-9273

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