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十二光仏名号本尊

じゅうにこうぶつみょうごうほんぞん

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 この本尊(ほんぞん)は、たて95センチメートル、横34センチメートルあります。中央に十字名号(じゅうじみょうごう・10文字の仏の名)を書き、そこから48本の光明(光のスジ)が書いてあります。そして、左右に6体ずつの光仏を配置してあります。鎌倉時代末ころから、浄土真宗の教団ではこうした本尊の形が行われていました。                      十字名号は「帰命尽十方無碍光如来」(きみょうじんじっぽうむげこうにょらい)の10字です。

指定:県
種別:有形文化財(書跡典籍)
員数:1幅
時代:南北朝 時代
所有者・管理者:照光寺
指定年月日:昭和33年3月22日

詳しい解説

 中央に蓮座上の十字名号を書き、48条の光明を添え、その間に左右6体ずつ12の光仏を配した本尊である。鎌倉末頃から真宗教団内では、名号に光明を描き、あるいは、十字名号の両側に6体ずつの光仏を描く本尊形式が行なわれたが、これはその両形式をあわせて方便法身像を成立させる段階を示す資料として、まことに珍しく、しかも貴重なものである。成立は南北朝時代末ないし室町時代初期と推察される。縦95センチメートル、横34センチメートル。

所在地

妙高市大字小出雲1-11-1

JR信越本線 新井駅から徒歩20分

問い合わせ先

妙高市教育委員会
〒944-8686  妙高市栄町5-1
TEL:0255-74-0035   FAX:0255-72-3902

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