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木造  十一面観音立像


 真言宗の有名なお寺、長谷寺(ちょうこくじ)の観音堂に4体の十一面観音立像が安置されています。その内の3体が重要文化財に、あとの1体が県の文化財に指定されています。  いずれも高さは1メートルくらいで、頭の上の十一面の仏から台座まで、榧(かや)材の一木で造られています。造られた時代は、平安時代後期です。

指定:国
種別:重要文化財(彫刻)
員数:3躯
時代:平安時代後期
所有者・管理者:長谷寺
指定年月日:明治39年4月14日

詳しい解説

 佐渡市畑野地区の東部、愛宕山の山中に真言宗の名刹長谷寺がある。ここの観音堂の中に4体の十一面観音立像が安置されていて、そのうちの3体が重要文化財に、あとの1体が県文化財に指定されている。  いずれも高さは1メートルくらいで、頭上の十一面の化仏から台座にいたるまで、榧材の一木から彫り出されたものである。左肩から右下脇に条帛をかけ、腰には天衣や裳をまとい、右手は下にたれ、左手はまげて持物をとる姿をしている。いずれも地方色豊かな平安時代後期の作である。

所在地

佐渡汽船 両津港から南線バスで30分畑野十字路下車 徒歩30分

備考

 33年毎に1度公開

問い合わせ先

佐渡市世界遺産推進課
〒952-1209  佐渡市千種246-1
TEL:0259-63-3195   FAX:0259-63-3197

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