このやぶさめは、6月15日の羽黒神社の祭礼の時に行われるもので、梅津字馬場のやぶさめ式場で行われます。以前は毎年行われていましたが一時中断し、その後復活され、現在は3年に1回行われます。6月12日の夕方には射手(いて)、塩ふりなどがお払いを受け、おこもりします。15日の本祭までおこもりし、身を清めながら、やぶさめに使う道具を作ります。 やぶさめは、2頭の馬を走らせ、馬上から的を射ることで、家内安全、五穀豊穣を祈るものです。いろいろな儀式が古いしきたりをよく伝えていて貴重です。
指定:県
種別:無形民俗文化財(民俗芸能)
所有者・管理者:保護団体 羽黒神社
指定年月日:昭和40年4月7日
詳しい解説
このやぶさめは、毎年6月15日の羽黒神社の祭礼に、梅津字馬場の御旅所前の馬場で行なわれる神事である。12日の夕刻の射手、塩ふり等の御座入りから、15日タ刻の馬場切りの礼まで、その諸式において古式を比較的忠実に伝承しており、本県のやぶさめの中では規模の雄大さにおいて注目されるものである。
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