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佐渡金銀山遺跡


 佐渡金銀山遺跡は近世から近代にかけて国の財政を支えた国内最大の金銀山として、佐渡奉行所跡や大規模な露天掘りの跡である道遊の割戸、御料局佐渡支庁跡など7か所の遺跡が平成6年5月24日に指定され、その後、吹上海岸石切場跡(平成21年7月23日追加指定)、旧佐渡鉱山の施設群(同22年2月22日追加指定)、鶴子銀山跡(同23年2月7日追加指定)、片辺・鹿野浦海岸石切場跡(同24年1月24日追加指定)、上相川地区(同25年3月27日追加指定)、上寺町地区(同26年10月6日追加指定)、相川金銀山跡(同27年3月10日追加指定)といった関連遺跡が追加指定されてきた。このたび追加指定となった西三川砂金跡は平安時代の佐渡国での産金舞台と推定され、本格的な開発の始まった16世紀末から閉山する明治5(1872)年までの長期間にわたって採掘された金銀山遺跡であり、佐渡金銀山遺跡の中でも特に重要な遺跡といえる。大間地区は佐渡鉱山の生産品の搬出及び生産に必要な物資の搬入のため、明治25(1892)年に完成した港で、現在もコンクリート普及以前のたたき工法の護岸や、昭和10年代の大増産期に新設されたクレーン台座、ローダー橋脚等の遺構が現存しており、明治〜昭和期の旧佐渡鉱山における生産物・物資の搬出入施設の変遷を示す重要な遺跡である。戸地地区は、大正〜昭和期に佐渡鉱山への電力供給のために設置された水力発電施設で、今回追加指定されるのは、戸地川第二発電所の取水口跡や発電所への導水施設跡、排水路跡等で、佐渡鉱山を支えた動力供給施設として当時の鉱山経営の一端を知る上で重要な遺跡であるといえる。

指定:国
種別:記念物(史跡名勝及び天然記念物)
時代:明治〜昭和期
所有者・管理者:佐渡市
指定年月日:追加指定 平成27年10月7日

所在地

佐渡市下相川 他

問い合わせ先

新潟県教育庁文化行政課埋蔵文化財係
〒950-8570  新潟市中央区新光町4番地1
TEL:025-280-5620   FAX:025-280-5764