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佐渡貝塚群(堂の貝塚・藤塚貝塚・三宮貝塚)出土品(125点)


 佐渡貝塚群出土品は、佐渡島の国中平野および真野湾沿岸の砂丘・段丘上に位置する縄文時代中期の堂の貝塚、縄文時代中期・後期の藤塚貝塚、縄文時代後期・晩期の三宮貝塚の出土品で、土器、土製品、石器、石製品、骨角器、貝製品がある。
堂の貝塚で検出した第6号人骨は、壮年〜熟年期と推定される男性が、石鏃やイタチザメの歯の加工品とともに屈葬姿勢で土壙墓に埋葬されており、当該期の葬制の研究上極めて重要な資料である。また、藤塚貝塚は、「藤塚式」と称される特徴的な文様を持つ縄文土器群を出土した標識遺跡として知られている。三宮貝塚は鳥居龍蔵らも発掘調査に訪れた学史的に有名な貝塚であり、県内では出土例の少ない貝輪や装飾性の高い牙製装身具が注目される。
縄文時代の貝塚遺跡の発見数が少ない県内にあって、佐渡貝塚群の出土遺物は縄文時代後半期における環境・資源利用の実態を伝える重要な考古資料であると同時に、埋葬人骨と副葬品など当時の葬制や社会組織を検討し得る資料も含まれている。また、藤塚式土器をはじめ地域性の強い縄文土器も重要な標本資料である。3つの貝塚は、堂の貝塚−藤塚貝塚−三宮貝塚の順に形成時期がほぼ連続しており、これら貝塚群からの出土品は、佐渡島における縄文文化の変遷を知る上で重要な学術的価値を有する。

指定:県
種別:有形文化財(考古資料)
時代:鎌倉時代
所有者・管理者:佐渡市
指定年月日:平成28年3月25日

所在地

佐渡市八幡2041番地(佐渡博物館)・真野新町825番地1(埋蔵文化財整理事務所)

問い合わせ先

新潟県教育庁文化行政課埋蔵文化財係
〒950-8570  新潟市中央区新光町4番地1
TEL:025-280-5620   FAX:025-280-5764