昭和30年代の我が家の茶の間には、ささやかな団欒があった。家族が集うお茶飲みの時間である。誰ということもなく発した声が、しばしそこの話題になる。その話題に思い思いに参加することがひとつの団欒であった。
茶の間が居間(リビング)と呼ばれるようになり、話題提供の主役がテレビになった。テレビに耳目を向けている人に遠慮で、取り留めのない声を発することを控えるようになった。
家庭でも地域、職場でも無意図的なコミュニケーションが極めて少なくなったように感じる。隣人の時間を奪うようで遠慮なのである。
最近、この無意図的な声を受け止めてくれるのがtwitterやfacebookのようなSNSであるような気がする。当センターの研修会参加者を対象としたSNS「ラ・ラ・ネットコミュニティ」もこんなコミュニケーションから出発し、有効な情報交換の場を提供するという大きな役割を期待しているのである。
生涯学習にいがた「さわやかメール」より
茶の間が居間(リビング)と呼ばれるようになり、話題提供の主役がテレビになった。テレビに耳目を向けている人に遠慮で、取り留めのない声を発することを控えるようになった。
家庭でも地域、職場でも無意図的なコミュニケーションが極めて少なくなったように感じる。隣人の時間を奪うようで遠慮なのである。
最近、この無意図的な声を受け止めてくれるのがtwitterやfacebookのようなSNSであるような気がする。当センターの研修会参加者を対象としたSNS「ラ・ラ・ネットコミュニティ」もこんなコミュニケーションから出発し、有効な情報交換の場を提供するという大きな役割を期待しているのである。
生涯学習にいがた「さわやかメール」より
2012年7月11日更新
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