亀田町 「思春期家庭教育学級」 
 
(1) 分類 対象・定員 思春期 思春期の子どもを持つ親 30名
(2) 事業のねらい  思春期の子供を持つ親の役割・子どもへの接し方などを学習したり、情報交換をする。
(3) 実施主体 亀田町教育委員会
  他機関との連携など  
(4) 学習期間・学習時間 6月〜10月  1時間30分×8回
(5) 会場 亀田町公民館
(6) 参加費・保育など 受講料1,000円
(7) プログラムの展開            
学習テーマ・内容 学習方法 講師・助言者 期日・時間 備考
1 心と心がつながる時 話し合い 元心の相談員 6月6日(水)
  (親も子も同じ人間という接点で)     19:30〜21:00
2 問題行動の現状と対策 講  演 県警本部 6月20日(水)
   家庭の教育力は低下し、回復は難しい状況の中、非行と家庭環境、親の躾、生活の仕方との関係を学ぶ。   少年課職員 19:30〜21:00
3 非行の心理 (あなたの子どもは大丈夫?) 講  演 大学教授 7月4日(水)
   非行は愛情不足や過干渉や甘やかしなどの家庭から生まれる。親と子とのコミュニケーションの必要性を学ぶ。     19:30〜21:00
4 思春期の心と体 講  演 保健婦・ 7月18日(水)
   思春期は急激な身体成長期であり、その体の変化を学び、又、不安定な思春期の心理を学ぶ。   思春期相談員 19:30〜21:00
5 思春期の食生活 講  演 学校栄養士 9月19日(水)
  (子どもの生活習慣病予防について)     19:30〜21:00
6 子供たちの現状と親の役割 講  演 病院看護婦長 10月3日(水)
  〜思春期電話相談から〜     19:30〜21:00
7 「子どものため、子どものために」と言うけれど 講  演 元公民館 10月17日(水)
  〜子育て中でも、あなたはあなたらしく生きてほしい〜   非常勤職員 19:30〜21:00
8 この講座をふりかえって 話し合い 元心の相談員 10月31日(水)
        19:30〜21:00
(8) 成果と課題・参加者の感想など  
     アンケート結果を見ると、参加者のほとんどの人が「今後もこのような講座に参加したい」と回答があったが、参加者数は少なかった。
 
     学習時間が短いこともあるが、講師の話を聞いて終わることが多く、受講者同士の話し合いの時間が少なかったので、受講生が参加できる学習方法の改善が課題である。
 
     この講座は全町の親を対象に募集したが、中学校区ごと、学校、PTAと連携し実施できると成果もあがり、親同士の仲間づくり、情報交換も充実すると思う。
 
     受講生の年代は40〜50代であり、子どもの成長と共に親離れ、子離れをし、親も子どももそれぞれの生き方を始める時期なので、「親・女性の生き方」「親として一人の人間として社会との関わり方」など自分を見つめる内容も盛り込むことが必要と思われる。