生涯学習職員研修会より
 平成13年度第3回生涯学習職員研修会は「地域往民と講座をプログラムする〜地或課題を視点に〜」として開催しました。
 下記の研修の流れが、地域の方と一緒に講座をプログラムする流れとなります。その作成したプログラムの例として『家庭におけるジェンダーフリー』を紹介します。
プログラム作成の流れ
研修1 ゆるやかな関係づくりゲーム
研修2 テーマ探しと目的の明確化・情報の収集
  実習1 テーマを探し、目的を明らかにしよう
   (1) 自分の課題、やってみたいことは何?
   (2) 地域のニーズは?
  実習2 情報を集めよう
   人的ネットワーク
   文献資料
   インターネットなど
研修3 実行課題決定・プログラム作成
  実習3 実行課題を考えよう
    実行にあたってクリアすべき課題や注意点を拾い出す
  実習4 プログラム化してみよう
   (1) 全体の組み立て
   (2) 「楽しさ」の演出
   (3) スケジュールと予算
   (4) 役割分担
 各班で住民の方と一緒に講座をプログラムする場合の大事にしたいことや課題を話し合います。その発言の一部を下記に紹介します。また、班でまとめた例も紹介します。
大事にしたいこと・課題
○  テーマの認識にずれが生じないよう確認をとりながら進める。
○ 最初の段階で絞らない。広げるだけ広げる
○ 計画する人だけで盛り上がらない。
○ 意見対立のなかで特定の人が孤立化しないよう配慮が必要。
○ コーディネータ一役⇒職員ができなけれぱ他に依頼する。
○ 参加者全員が自分の意見を言うことのできる雰囲気をつくる。
○ 行政側のねらいと若者のねらいが一致しない。
○ 企画への参加を呼びかけても手がなかなか挙がらない。
○ 最終的に持っていくべき所を想定しておくのか流れにまかせるのか。