環境学習
 まちづくり堀之内塾
1 事業名 ごみの減量化とリサイクルを考える会
2 ねらい 堀之内町の美しい自然を守り、きれいな町づくりを目指すために、ごみの減量化とリサイクルについて体験を通して学んでいきます。また、活動を通しての学びを町民の皆さんに還元していきます。
3 対象 町民
4 活動場所・見学先 堀之内町公民館、魚野川、上越市、米沢市等 6回講座
6 学習プログラム
回数 期日 講座名 内容
1 4月22日 アースデイ2000への参加 ケナフの種まき 記念植樹(ハナカイドウ) エコプラント・旧残灰処分場の見学 魚野川河川敷のクリーン作戦
2 5月19日 上越市・汚泥リサイクルパークの見学 自然に優しい省エネ・リサイクル型の汚泥再生処理センターの見学を通して、生ゴミ処理も含めた効率のよい汚泥処理の方法について学ぶ
3 6月18日 ケナフの苗の植え替え作業 成長したケナフをプランターから公園に植え替える作業
4 10月15日 ケナフの紙すき体験会 アースデイ2000・4・22に蒔いて育てたケナフの皮繊維による紙すき体験を通して、ケナフの良さと紙づくりの尊さにふれる。 講師 原 刀利松氏
5 10月29日 EMボカシ講習会         環境メッセージの展示      ボカシづくりについての実演講習 成長したケナフをふれあい町づくりフェスティバルで展示各自がメッセージを短冊に書いて展示する
6 11月24日 米沢市・残灰処分場の見学 まちづくり堀之内塾や小出郷エコプラントの見学により、小出郷の残灰が山形県米沢市で処分されていることを学び、自分たちで出したごみの最終処分場がどのようになっているかを見学を通して見つめ、今後のよりよい在り方を考えていく糧とする
7 成果 ○アースデイ2000
1「ゴミ減量化とリサイクルを考える会」の立ち上がりとして取り組んだ一連の活動により、生活に密着したゴミ問題をはじめ、身近な環境について考え、行動していこうという意欲付けができた。                                                                       
2「アースデイ2000」(地球の日)という、世界と連帯した活動に参加したことにより、地球環境については、国境を越えて一人一人が力を合わせて取り組んでいかなければならないという危機感を持つことができた。
○上越地区汚泥再生処理センターの見学
1 自然にやさしい省エネ・リサイクル型汚泥リサイクルパークの見学を通して、生ゴミ処理もできる最新の汚泥処理施設の利点にふれる貴重な機会となった。
2 今回の見学を通して、今後、小出郷広域行政が汚泥再生処理について、どう取り組んでいったらよいかが見えてきた。 
○ケナフの紙すき体験会
1 アースデイに蒔いたケナフの成長を確かめたり、ケナフの効果的活用として注目されている紙すき体験を通して、紙づくりや紙の尊さを体感することができた。
2 今回は初めての試みであり、紙すきに至るまで見通しの持てない面があったが、紙すき工房を主宰する原先生の指導により、繊維を取り出すまでの作業を順調に進めることができた。紙すきの奥義について分かりやすく説明をいただき、参加者が意欲的に取り組むことができた。
○ケナフの植え替え作業
・20センチほどの苗に成長したケナフを、各自がさらに大きく育てようと植え替えた。会員は、今後もすくすくと成長することを期待しながら楽しみながら作業を行った。
○EM菌ボカシ講習会
・ボカシづくりについての実演講習を受けた後、EM菌いちパック300円で販売。生ゴミを肥料として活かそうと参加者は熱心に耳を傾けた。
○メッセージの展示
・成長したケナフを5本ほど鉢に植え替え、体育館ロビーに移し、それぞれがメッセージを書き七夕飾りのように展示した。ケナフから紙ができたこと喜びと、これを契機にゴミみの減量やリサイクルをはじめ、魚沼の自然を大切にしていこうという気持ちがそだってきているように思えた。
○残灰処分場の見学
・エコプラント小出郷の消却灰が最終的に同処分場で処理されていることから、自分たちで出したゴミの最終処分先はどうなっているかを見学し、学び、今後の在り方について考えていく大切な場となった。