広域遠隔学習推進事業「にいがた連携公開講座2003」

1 「にいがた連携公開講座」とは

「大学等の公開講座を受けてみたい。」「できれば家の近くで学習したい。」「近くに大学等がなく、公開講座を受けるチャンスがない。」・・・という県民の学習ニーズと「生涯にわたる学習環境づくり」という行政課題に対応した事業として、13年度より実施しているテレビ会議システムを活用した広域遠隔学習推進事業の講座である。

2  「にいがた連携公開講座」の概要

(1) 目指すもの

●県内の高等教育機関(大学等)と市町村が連携して良質かつ高度な学習機会を提供する。→多様化、高度化する県民の学習ニーズへの対応。

●テレビ会議システムを利用し、会場から離れた市町村等へも配信し、学習機会の拡大と県民の生涯学習の振興を図る。→学習機会の地域間格差の是正。

(2) 市町村等、大学等と県の連携協力

主会場及び受信会場となる市町村・団体、大学等と推進センターが実行委員会を組織し,互いに密接な連携のもとで事業を実施する。

●県で行うこと

●市町村で行うこと

●大学等で行うこと

参加市町村

(2)県内の講座参加高等教育機関

    新潟大学  長岡技術科学大学  上越教育大学  日本歯科大学新潟歯学部
    新潟産業大学  敬和学園大学  新潟国際情報大学  新潟経営大学
    長岡造形大学  新潟工科大学  新潟青陵大学  長岡大学  新潟医療福祉大学
    県立新潟女子短期大学  新潟青陵女子短期大学  新潟工業短期大学
    明倫短期大学  長岡工業高等専門学校

4 講座のテーマ設定について

主会場(講座発信会場)となる市町村・団体の希望テーマをもとに担当大学を決定し、双方の話し合いをもとに住民のニーズに対応したテーマの講座を開設する。

テーマ決定までの流れ

5 講座の運営について(基本形)

(1)時間配分    講義 70分/質疑応答 20分  (合計90分)

(2)講義について

主 会 場 受 信 会 場
〜13:30 o会場・機器等の準備
・受信会場との接続テスト
o会場・機器等の準備
・主会場との接続テスト
13:30 o進行:講師紹介
o講師による講座開始
oテレビ会議システムで受信
(大画面での映像で受講)
14:40 o講師による講座終了
o質疑応答(主会場進行が運営)
・進行が受信会場を呼ぶ
・受信会場の質問に答える


・受信会場から講師に質問
・質問をTV会議システムで受講
※ 受信会場全てに行う
・会場の質問を受ける ・主会場の質疑応答を受講
15:00 o講座終了
※終了後,後始末
o講座終了
※終了後,後始末

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