名  古文書入門講座

 実施機関

新潟県立文書館
 参加対象 成人 50人 
 期間 平成5年6月、 平成6年2月  各4回
 学習の目標
   初心者を対象に、古文書の読み方、扱い方について初歩的な知識と技能を身につける。
5 学習プログラム作成上の工夫
 ○ 近世文書の基礎的なものを取り上げて、くずし文宇ときまり文字の基本を学習できるように
   した。題材としては、離縁状や借金証文、検地帳などを題材にした。近世文書を取り扱うの
   は、私たちの身の周りでまだまだ触れる機会も多くあるためである。
 ○ 古文書の興味・関心が高まるよう、なるべく受講生の身近な話題を取り上げた。
 ○ 近世文書を通じて江戸時代の村の生活に対する興味・関心が高まるよう、題材にした古文
   書の歴史的背景にもふれるようにした。
 ○ 講座の中では、古文書の形態や種類について解説をしたり、辞書の紹介を行ったりするな
   ど、古文書への興味・関心が持続するように配慮した。また、古い資料を保存することの大
   切さや必要性についても啓発を図った。
6 運営の配慮事項
 ○ 次時の課題を提示し、受講者に学習のつながりを意識させるようにした。
 ○ 関係市町村に協力をお願いし、互いに役割分担しながら講座の運営を行った。
古文書入門講座(新潟県立文書館主催)
《前期講座》   会場  金井町民会館    受講者  52名
開催日
テ  ー  マ 主な解読史料 講師
6月2日 近世文書入門
   −くずし字ときまり文句−
離縁状
2
6月8日 近世文書を読む
   −村の土地台帳と年貢− 
検地帳
3
6月16日 近世文書を読む
   −村の金融と証文−
金子借用証文
質地証文
6月23日 古文書に見る村のしくみ 村定書 外
《後期講座》  会場  加治川中央公民館   受講者  55人
 回 開催日 テ  ー  マ 主な解読史料 講師
 1 2月2日 近世文書入門
   −くずし字ときまり文句−
離縁状
 2 2月9日 近世文書を読む
   −村の土地台帳と年貢−
検地帳
 3 2月16日 近世文書を読む
   −村の金融と証文−
金子借用証文
質地証文
 4   2月23日 古文書のにせもの本物 上杉家文書