大佐渡北端の小浦集落にある熊野神社を囲んで、自然林の神社の森があります。高い木ではイヌグスが主で、エノキ、モチノキ、ケンポナシ、ウワミズザクラ、ヤブツバキ、スギ、アスナロ、ヒノキなどがあります。南側にはマダケの林があり、フジ、ツルアジサイ、ナツヅタ、キヅタなども生えています。その他シダ類などが密生しています。
指定:県
種別:記念物(天然記念物)
所有者・管理者:北小浦地区
指定年月日:昭和37年3月29日
詳しい解説
大佐渡の北端北小浦集落にある熊野神社をかこむ自然林の形態を保つ社叢である。高木ではイヌグスが主体で、エノキ、モチノキ、ケンポナシ、ウワミズザクラ、ヤブツバキ、スギ、アスナロ、ヒノキなどが混生し、南側にはマダケ林があり、またフジ、ツルアジサイ、ナツヅタ、キヅタなどが繁茂する。その他羊歯(しだ)類などが密生し、佐渡では珍しい社叢として学術上貴重である。
問い合わせ先
佐渡市世界遺産推進課
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