乙和(おとわ)池は、旧佐和田町の北西方向10キロメートルの大佐渡山脈の中にあります。池は、海抜560メートルの地点にあり、大きさは南北80メートル、東西30メートル、面積は1600平方メートルで、その中に浮島があります。浮島は数百種類もの植物の地下茎及び根やこけ類からできていて、中央の部分に大きな穴(3メートル×8メートル)があります。この穴を、地元の人は井戸またはお池と呼んでいます。池の周囲にはブナなどが密生し、貴重な湿原性浮島と言えます。
指定:県
種別:記念物(天然記念物)
所有者・管理者:佐渡市(佐和田地区)
指定年月日:昭和38年3月22日
詳しい解説
乙和池は、旧佐和田町の西北方10キロメートルの大佐渡山脈中にある。海抜560メートル、池の大きさは南北80メートル、東西30メートル、面積1600平方メートルで、その中に浮鳥がある。浮島は草本類の地下茎および根や蘚苔類からできていて中央部に大きな穴(3メートル×8メートル)がある。地元の人は、それを井戸またはお池と呼んでいる。周囲には落葉広葉樹が密生し、この種の湿原性浮島としては県内屈指のものである。
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佐渡市世界遺産推進課
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